新年最初に見た夢は人に話すと叶わない！？
初夢は人に話すと叶わないという言い伝えを聞いたことはありませんか？
このような言い伝えには、何か根拠や由来があるのでしょうか？
良い夢を見たら話さないほうが良い？/h3>
初夢は正夢になるという話は昔から言い伝えられています。同時に、初夢の内容を人に話すと叶わないとも言われています。
つまり、もしも縁起の良い初夢を見て、それを現実のものにしたいなら、人に話さないほうが良いということです。なぜこのような言い伝えが広まったのでしょうか？
一説には、「話す」という言葉が「離す」や「放す」にもつながるという考えがあります。良い夢の内容を人に話すと、同時に夢を手放すことになってしまうというわけです。
また、夢はその人の深層心理をあらわしています。強い願望や欲求ほど、夢にも繁栄されやすいんです。
特に夢に見るほど強い願望は、人に教えずあえて自分の中に留めておくことで、夢を叶えるためのエネルギーを温存しておく。そうした考え方から、良い夢を見たら人に話さないほうが良いと言われているんです。
もしも悪夢を見た時には・・・
逆に、悪夢を見てしまった時には、現実のものとしないためにも積極的に話すほうが良いのでしょうか？
願望や欲求と同じように、強い恐怖やコンプレックスもまた、夢に反映されやすいものです。夢の内容を人に話すことで、自分がなぜそんな夢を見たのか、理由が明らかになる場合もあります。
人に言いにくい内容なら、紙に書きだしてみるのも良いでしょう。夢の内容を書き出していると、意外に細部までは思い出せないことに気が付くはずです。
さらに、夢の内容は時間が経つごとにどんどん思い出せなくなっていきます。次第に「そんなに怖い内容ではなかったのかもしれない」と思えるようになったら、悪夢も気にならなくなりますよ。
いずれにせよ、悪い夢を見たからといってあまり深刻に考えすぎないことが重要です。悪い夢が現実になるかもしれないと思ってびくびくしていると、現実でもどんどん消極的になってしまいます。
ネガティブな気持ちのまま何をするにも裏目に出てしまい、最終的には夢の通りになってしまうということも考えられます。悪い夢を見たら、人に話したり自分の好きなことをしたりして、早めに気分転換をはかりましょう。
正夢の反対「逆夢」とは？
良い初夢は人に話してしまうと叶わないという説や、逆夢になってしまうという説があります。
逆夢とは、夢で見た内容とは逆の自体が現実に起きるということです。実はこれも、全く根拠のない言い伝えではないんです。
縁起の良い初夢を見たからといって、慢心して全く努力をしなければ、当然夢とは逆の結果が訪れます。だからこそ、良い初夢を見た時ほどあえて人には言わず、現実のものとするためにこつこつ努力をするように、という教訓が残っているんです。
逆に悪い夢を見た時、人に話すことで逆夢になるのだとしたら、むしろ吉夢と考えることもできます。また、悪い夢を人に話すうちに「現実ではこうならないように気をつけよう」と、日頃の行いを改めるきっかけにもなります。
これも一つの、夢が逆夢になる典型的なパターンです。